Curriculum Vitae(履歴書)& Professional Qualification

Curriculum Vitae(履歴書) 

  • Oct.2014- Sep.2017:  Visiting Professor of Practice, School of Marine Science and Technology, Newcastle University. Newcastle upon Tyne,UK
  • (2014年10月~2017年9月 ニューカッスル大学客員教授)
  • April. 2013 – Sep.. 2014 :  Fellow of MTI / Technical Advisor of NMRI,MTI(Monohakobi Technology Institute of NYK Group)
  • (2013年4月~2014年9月 MTI :NYKグループ)
  • April 2005 –March 2013 : Senior Director of Research,NMRI (National Maritime Research Institute)
  • (2005年4月~2013年3月 海上技術安全研究所 研究統括主幹)
  • April 1990 – September 2005:  General Manager of Ship Hydrodynamics Group, Sumitomo Heavy Industries (Ltd.)
  • (1990年4月~2005年9月 住友重機械工業 現住友重機械マリンエンジニアリング)

Professional Qualifications
  • 2008-2013:  Member of 26th ITTC (Member of Advisory Council from NMRI)
  • 2006-2008:  Member of 25th ITTC (Chairman of SC on Azimuthing Podded Propulsion)
  • 2003-2005:  Member of 24th ITTC (Specialist Committee on Azimuthing Podded Propulsion)
  • 2000-2002:  Member of  23rd ITTC (Specialist Committee on Cavitation Induced Pressres)
  • 2000-2013:  Member of JTTC (Towing Tank Committee of Japan)
  • 2000-2014:  Member of ITTC
  • 2000-2002:  ISO19019 (Instrucions for Sea Trial) Technical Representative of Japan
  • 1992-1996   Secretary General of SR221 (http://www.jstra.jp/html/PDF/SR221-H0803-3.pdf)
  • 1990 : PhD in Ship Hydrodynamics
  • 1983-present: Member of  JSPC (Ship Propulsion Committtee of Japan)
  • 1974-present: Member of  The Japan Society of Naval Architects nd Ocean Engineering

AWARDS

活動

『GATE RUDDER』は、栗林会長曰く “プロペラ時代の舵”

発明・開発した GATE RUDDER(ゲートラダー)が生まれるまで

① 栗林定友栗林商船前会長が、箱型のフレームラダーを持って海上技術研究所を訪問 (2012)

② 佐々木が、海技研で、フレームラダーの模型試験(この時は舵はまだ通常舵と同じで、プロぺラの後ろにあった) 。その後、故浅海宣博山中造船会長のご英断によって、実際に船につけて実船試験を実施。しかし結果は思わしくなかったため舵を取り外す。(その時の舵は今も山中造船の入口に展示されている)

 その後、舵の位置を【プロペラの両側に置く】案を思い付く。が、模型試験で性能は良いが操縦性で問題ありそうで試行錯誤

 次に、舵軸が真ん中ではなく、真上ではない位置でつなぐ方法を思いつく。

 さらに、【舵を2つに分けて、それぞれ独立して回す】方法を思いつく。

⓷ 栗林前会長が、L字型を提案。これが今のゲートラダーの形になる。

 

その後は、周囲の援助も受けて、研究・開発・実用化及び設計は佐々木紀幸が実施している。

 

2021年2月10日

2月10日11日に船の実海域性能に関するRINA国際WEB会議(LONDON)が開催されます。

そこへの招待講演をストラスクライド大学 佐々木が依頼されました。ここではその内容を日本語で解説致します。


2021年1月31日

いよいよスタート!EUのゲートラダープロジェクト「GATERS」のご紹介。

2021年1月26日

ゲートラダー搭載船3隻めである、昨年9月就航の『神門丸』が、摩訶不思議な出来事のあと、ついにその優れた雄姿を示す日がやってきました。『神門丸』の真実をご覧ください。

 


2021年1月16日

昨年末実施された比較実船試験の解説入り動画

『ゲートラダーと通常舵の完璧な実践比較試験 完結編』です。


2021年1月15日 

【FLAP RUDDER VS GATE  RUDDER(ゲートラダー)の比較結果報告】

 


2021年1月4日

昨年(2020年)末に実施された「FLAP RUDDER」 VS 「GATE RUDDER」 の結果は

① 燃料消費では ゲートラダー(GATE RUDDER) が 

17~18 % 優れていることが確認できた。

② 強風(風速6~12m) の中での着桟においては、

 クラビングモード(下記のGate Rudder Sea Trial ビデオ参照)を有効に使って、短時間で、出船状態で着岸できた

桟橋と桟橋との間隔が130mの港で、長さ110mの「しげのぶ」が、回頭して、出船状態になって着桟する様子は、桟橋で見ていた人を驚かせたようである。

③ 針路安定性の比較をするための 『Zigzag 試験』においても、
「ゲートラダー(GATE RUDDER)」の方が 優れていることが証明された。

④ 残念ながら移動海域の時化が原因で騒音計測はできなかったが、他の試験は予測通りの結果だったので、そのレポートや動画を現在鋭意作成中とのこと。


  GATE RUDDER (ゲートラダー)2020 の TOPICS

*12月30日 大阪湾(神戸沖)で、

ゲートラダー搭載船「しげのぶ」VS 通常舵搭載船「さくら」の実船比較試験の予定

* GATE RUDDER 搭載船は「光辰丸」「神門丸」が進水して、計3隻に。

神門丸の旋回能力と離着桟能力を確認してきました。

* イギリス滞在中に訪問してコンタクトをとっていたバルチラ社 の GATE RUDDER の設計をスタート。

併せてカモメプロペラのゲートラダー設計も担当しているためかなり多忙な日々。

* 以下はゲートラダーの動画の元祖である Gate Rudder Sea Trial  です。